当社サービスプログラムが文部科学省「研究支援サービス・パートナーシップ」に認定されました。

 リカケンホールディングス株式会社(代表取締役社長:森川 徹/以下、リカケンホールディングス)、日立キャピタル株式会社(執行役社長兼CEO:川部 誠治/以下、日立キャピタル)のグループ会社である日立キャピタルサービス株式会社(取締役社長:堀口 英一郎/以下、日立キャピタルサービス)、株式会社ZAICO(代表取締役:田村 壽英/以下、ZAICO社)の3社が連携して提供する「国内研究者向け複合支援サービス*1」は、このたび、文部科学省が本年度に創設した「研究支援サービス・パートナーシップ」に認定されました。

 本サービスは、研究資産の適正な管理、運用、流通を促進し、日本の研究者に研究機器を安価に提供するサービスです。研究資産の管理から保守メンテナンス、中古売買までのライフサイクルをトータルでサポートし、研究資産のトラッキングを可能にしています。また、国内で研究資産を循環させることで技術の海外不正流出の防止も図ります。

【研究支援サービス・パートナーシップとは】

 民間事業者が行う研究支援サービスのうち、一定の要件を満たしたサービスを「研究支援 サービス・パートナーシップ」として文部科学大臣が認定します。研究環境の向上、日本における科学技術の推進、イノベーション創出の加速、および研究支援サービスに関する多様な取り組みの発展の支援を目的に創設された制度です*2

【認定を受けたサービスの内容】

サービス名: ラボストックサポート

 リカケンホールディングス独自のクラウドによる理化学機器資産管理サービスにより、研究資産の状態を適正に把握し、その情報から保守運用計画を立てることができます。

サービス名: マルチベンダーサービス

 保守運用計画をもとに、リカケンホールディングスが提供する理化学機器の定期メンテナンス等を行うマルチベンダーサービスで、機器を常に正常な状態に保ち、研究環境を向上させます。

サービス名: リサイクルネットワーク

 研究資産を調達する際に、ZAICO社が提供するオンラインの中古売買プラットフォーム(ZAI)で中古機器を簡単に検索でき、新品よりもリーズナブルに購入することができます。従来、廃棄されていた理化学機器などの研究資産も同サービスを通じて売却に切り替えることで、研究資金の有効利用を実現します。購入、売却のいずれの際も、リカケンホールディングスが窓口となり、専門知識を有するスタッフがサポートします。また、売却された研究資産は日立キャピタルサービスによって適切にメンテナンスされ、検査設備の整った専用倉庫の最適な環境下で保管されます。中古売買は国内取引を徹底し、技術の海外不正流出を防止、また、廃棄物削減による環境保全にも貢献します。

持続可能な開発目標にむけて

 リカケンホールディングス、日立キャピタルサービス、ZAICO社の3社は、日本の研究環境の向上、科学技術の推進、イノベーションの創出に貢献すべく、今後もそれぞれの持つ機能を活用し、相互に連携させることで、サービスの充実や機能強化を図ります。

*1: ラボストックサポート、マルチベンダーサービス、リサイクルネットワーク、ZAICO、ZAIのパッケージサービス
*2: 文部科学省 研究支援サービス・パートナーシップ認定制度
https://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/kihon/1422215_00003.htm

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